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今月の単語+α

Written By: admin on 2016年8月23日 12 Comments

Genius is 1% talent and 99% perspiration

エジソンの言葉です。「天才とは1%の才能と99%の努力である

 

この事を示すエピソードをご紹介しますね。

 

「朝はアラビア語ライティングの練習から始まる。ライティング、リスニング、リーディングの練習で1時間ほどをアラビア語に費やします。これを終えると自由作文や写字などして、中国語・アラビア語・ラテン語それぞれ2ページほど書きます。間にはトルコ語やスワヒリ語・ヒンディー語等の文法問題をはさみます」とアレキサンダー・アルグエイアス(Alexander Arguelles)博士は語る。

 

博士はふた桁の外国語を操れるとして英紙「ガーディアン」で取り上げられ、超多言語話者(hyperpolyglot)として『バベルの塔よ、さらば:世界最強の語学者を求めて』にも登場している。50以上ものの言語を覚えることは天才と称する人間の偉業だが、博士は自分の実績を生れつきの才能によるものではなく、努力の積み重ねによるものだと話す。

 

博士と外国語との初めての出会いは11歳の頃のことであった。当時は欧州に住んでいたアルグエイアスは日本人が英語を習うように、外国語としてフランス語を習い始める。当初は優秀だったが、カリフォルニアに転校して特待生クラスに入ってしまい、授業についていくのにかなり苦労したそうだ。

アルグエイアスは高校を卒業後、コロンビア大学で西洋文学を専攻する。コロンビア大学では語学の環境が整ってあり、アルグエイアスはドイツ語を習い始め、中高校で習ったフランス語も上達することになった。さらにスペイン語にも興味を持った。しかし、大学では第二外国語までしか授業を取れず、独学でスペイン語を始め、約1年で修得することに成功した。

 

ちなみに私の経験からしても日本語を学習する時にすごく努力しました。例えば、ひたすらシャドウィングをしてパッセージを完璧に言えるまで何度も何度も繰り返し行いました。凹むこともあったし、思うようには出来ない自分に腹が立つこともありました。最終的にはその努力が報われ、日本に留学することが出来ました。

 

博士過程を終え、アジアの言語に挑戦すべく、アルグエイアス博士は韓国に旅立った。博士は韓東大学校で特任講師に就任し仏西独語の講座を担当していた。同校では外国人スタッフは授業に専念するように求められ、マネジメント職は主に韓国人の方が担うことになる。これに不満を抱く講師が次第に現れ、辞めていく者もいたが、博士は授業時間のみ拘束されることを前向きに受け取り、余った時間を言語学習に回していた。

 

日中韓語、フィンランド語、現代ギリシャ語、アラビア語、古代エジプト語等、博士は毎日16時間以上を語学の勉強に費やしていた。

 

2004年はアラビア語を極めるために、博士は家族を連れてレバノンに移住した。韓国時代と同じく10年間滞在するつもりだったが、レバノンは2006年にイスラエル軍の侵攻を受け、博士は帰国を強いられた。

 

博士の悲願は多言語話者育成学院の設立である。学院は語学に興味を持つ方が訪れ、教材の選択や単語の覚え方等、効率的な外国語習得法を学ぶ場所である。

いかがですか、皆さん?努力は楽しくないかもしれないけど、自分の可能性を広げるものだと思いませんか?


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